支部会

玉川大学・玉川学園学友会 熊本支部総会

日時 2018年9月9日(日)
場所 KKRホテル熊本
参加人数17名
報告者宮崎 博久 (工学部経営工学科1987年卒)

 9月9日(日)午前11時より、KKRホテル熊本にて、平成30年度の熊本県支部総会が開催されました。
 開会にあたり、支部会員の石原厚平(文学部教育学科1953年卒)さん、本郷節生(文学部教育学科通信教育課程1966年卒)さんの2名の方がご逝去されましたので、ご冥福を祈り、出席者一同、1分間の黙とう後、玉川学園 校歌を斉唱し、熊本県支部総会が開会されました。


● 支部長あいさつ 熊本県支部 支部長 牧野 昭洋(文学部教育学科通信教育課程1982年卒)
本日は、雨の中、16名に参加いただき、ありがとうございます。 今年の夏は、猛暑続きで熱中症、又災害も多発し、熊本地震後、大阪の地震、西日本豪雨、先日は台風の被害、北海道では地震があり、災害は日本中、どこでいつ起こるかは分からん。日頃から備えを行っている必要があります。 今日は、玉川大学より小田眞幸先生においでいただき、ありがとうございます。後でお話をいただきますので、楽しみにしております。
玉川学園は、来年は90周年と言うことで、色んな計画があります。
熊本でも玉川学園の発展を応援していきましょう。
年に1回の支部総会ですが、会員の皆さんと親睦を深めながら、盛会に終わりますように、よろしくお願いします。


● 熊本県支部総会 熊本県支部 事務局長 宮崎 博久
初めて参加された支部会員の浦野和加子(文学部教育学科通信教育課程2005年卒)さん、木下智博(文学部教育学科通信教育課程2006年卒)さん2名が紹介され、熊本県支部のH29年の活動報告、会計報告、監査報告が行われました。
昨年は、熊本地震後、発行できなかった「熊本県支部だより」第15号と第16号を発行し、本部からいただいたお見舞金を地震被害で全壊の3名の方に一人2万円をおくったことの説明がありました。
本年度H30年の活動計画、予算計画等について説明があり、その他の議題にある本部からのお見舞金の残りについて、全壊になられた会員3名以外には事務局に連絡はなく、1年が経過したため、残金を3名に分け、追加で一人2万115円をおくることが全員一致で決定しました。


● 講話 玉川大学 文学部 教授 小田 眞幸(文学部外国語学科1984年卒) 氏
熊本とは縁があり、親は福岡の八女ですが、熊本の阿蘇に魅了され、2006年に南小国に移っておりました。
父が亡くなってからも母が一人で住んでいましたが、大分に住んでいる妹のところに行くことになり、熊本地震の年の2月に南小国を引き払っていたんですが、地震で建物が大規模半壊になり、毎年のように熊本に来ています。
玉川学園に戻ってから、来年で30年になりますが、今は8学部あり、芸術学部、経営学部、教育学部は文学部より大きくなり、学部の名前が変わっていてもあまり変わっていないのは農学部と工学部ぐらいです。
<写真を見ながら説明>
今は、学部別に校舎が分かれており・・・
東日本地震の日は、高等部の卒業式の日で、大学はニューオータニで祝賀会があり、よく覚えておりますが、一番奥の文学部の校舎は、スプリンクーラーが暴発し、閉じ込められた学生もおりましたが、そこから100メーター先の農学部の校舎は、免震構造で地震に気が付かなかったです。
文Ⅱは、親父が上がるために階段が緩やかになっていますが、消防法上問題があり今は使っておりません。シンボル的なものになっていますが、解体する予定です。
太鼓櫓があったところを中心に耐震工事をした大学の校舎を集めて建てる計画です。ESTEAM。
2019年11月28日に横浜アリーナで90周年の記念式典を予定しています。大学の音楽祭も今は横浜アリーナでやっております。
地震があってから安全性で幼小中高は、100%耐震。大学は古い建物があるため、安全対策を計画的に無理のないように進めています。
1970年代は、ネイティブの英語の先生は少なく、高等部で英語の一番上のクラスに入って、高校の授業の30時間のうち18時間ぐらい取っていたと思いますが、海外には入ったことはなかったんですが、玉川大学にはネイティブの先生がいると外英に行きました。
昔は、高等部から大学に進学するのは、75%から80%でしたが、今は35%ぐらいで、教員になるのに玉川大学に行かないと言う人もいます。特に英語のイメージがなくなったので、英語の教員養成で英語教育を残しました。
2014年からELFプログラムをつくって初代センター長に任命され、全学部の必須の英語は、そこで管理しています。時間数は限られていますので、授業以外で如何に勉強させるか。
大学の先生では15の国籍、外国人の先生でもある程度の日本語ができることを要求しています。先生のみなさんは英語の教員の資格は持っています。


●懇親会
副支部長の岸 康司さん(農学部農学科1973年卒)の乾杯の音頭で懇親会が始まり、会食しながら参加者全員に近況について報告していただきました。
学生時代の話しから塾や労作、玉川学園の良さ、英語・外国語教育、年金の話まであり、懇親会は大いに盛り上がり、名残惜しくはありましたが、あっと言う間に2時間半が過ぎ、閉会前に「さよならみなさま」を合唱し、副支部長の市原 光さん(文学部外国語学科1985年卒)の三本締めの後、散会しました。

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