支部会

ブラジル玉川なかよし会

日時 2023年9月22日(金)
場所 Radisson Hotel Paulista /レストラン・オールシーズンズ
参加人数7名
報告者高倉(堂)栄美子(女子短期大学保育科1973年卒業)

 長い間のコロナ禍で、ブラジルも多くのコロナ感染者数を出したため、ブラジル政府から高齢者に対する外出制限令が出され、なかなか外出もままならず不自由な日々を送っていたここ数年間でした。
 この度、ブラジル大志万学園30周年記念式典に参加されるため、9月21日(木)に学園理事の渡瀬恵一先生と国際教育センターの長谷部啓先生が母校から遥々地球の反対側のサンパウロに来られました。この機会を得て、先生方ご宿泊先のホテルのレストランで歓迎昼食会を催す運びとなりました。
 当日の参加者は、大槻洋志郎さん(農学部農学科1967年卒)、肥田(柳澤)文子さん(文学部芸術学科美術専攻1970年卒)、夫で 医師のミルトン肥田さん、高倉(堂)栄美子(女子短期大学1973年卒)、肥田さんの甥で日本から旅行で来られていた肥田進さん(通信教育修了生) の7名です。
 懇親昼食会の前に、肥田文子さんの夫のドクター・ミルトン肥田 が、一昨年、日系社会における医学界の長年の貢献に対し、日本政府から旭日小受綬賞を叙勲されたお祝いとして、小原芳明学長からのお花の贈呈式がありました。長年アマゾンを始め、日系人が住む無医村地区を精力的に回り、多くの患者の診察を担当し、救ってこられた功績は、後世に残る偉業だと思います。
 日本からご到着されたばかりの先生方は、まだお疲れのようでしたが、和やかに歓談し、学園の共通の思い出話にも花が咲きました。お料理は、ビュッフェスタイルで、当地の名物料理フェイジョアーダ(黒豆の煮込み料理)やサラダ、デザートなどを思い思いに選び、美味しく頂きました。
 お食事を囲んで、お互いの近況報告や、現在の学園の様子なども動画で拝見させて頂きました。どんどん校舎が立派に変わっていく母校の様子を拝見し、いつかはまたあの懐かしい丘に帰りたいと思いを馳せた時間でした。 卒業してもう半世紀以上が経ってしまいましたが、懐かしい母校があるのはとても有り難いことだと思っております。学園からの貴重なお土産も頂戴しました。大切に使わせて頂きます。
 渡瀬先生、長谷部先生。この度は楽しい時間を共に過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。この集まりの翌日が本番の記念式典で、次の日には 帰国の途に就かれるとお聞きしています。ブラジルから日本までは長旅です。どうかお元気で日本までお帰りくださいませ。
 ブラジル玉川なかよし会も、年々高齢化しており、次は会えるかしら?が合言葉になってしまいましたが、再会を楽しみにしています。
 今回お会いできなかった卒業生の皆さまにも、またいつかお会い出来たら嬉しいです。ブラジルにお住いの学友の皆さま、どうぞお気軽に声をお掛けくださいませ。

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