学友会行事

学友会寄附講座――リベラルアーツ学科1年生

日時 2022年1月6日(木) 11:00~
場所 咸宜園
講演者古今亭駒治さん

リベラルアーツ学部は毎年、落語家の古今亭駒治さん(村本 草介・芸文2003)をお呼びして、インタビューと落語を交えて行われています。昨年に引き続き今年もコロナ禍ため、咸宜園から生配信されました。
先ずは一席、子供を題材にした落語が披露されました。その後、たばこ(煙管)の吸い方や登場人物の所作、そして無類の電車好きで知られる駒治さんが当日身に着けていらした電車を模した紋の着物や、各電鉄の電車模様の手ぬぐいなど、落語にまつわる事柄について説明してくださいました。
そして本来、東京と上野の駅名を使うところを町田と新宿に替えて、十八番の鉄道落語を披露してくださいました。その後、漫才、コント、講談、落語についての違いについての質問等に真摯に答えてくださる中で「落語は見た目でその人物がわかる衣装や舞台装置もないものです」という言葉に落語の奥深さを感じました。また、新作落語の制作については、『パソコンの前に座って兎に角書く』、とお話される駒治さんはひょうひょうとして、苦労されている姿はとても想像できず、落語を身近に感じることのできる講演でした。

駒治さんのブログ
https://komaji.net/

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