たまがわ No.158 2022.7.1
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▲左より、久保さん、永渕さん8DNPは、1876年の創業以来、出版・商業印刷をはじめ、ICカード、マーケティング支援、包装、産業 資材、電子部材などといった幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する世界最大規模の総合 印刷会社です。独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを掛け合わせるとともに、社外の多くの パートナーとの連携を深めて、社会課題を解決し、人々の期待に応える「新しい価値」を創出しています。*2015年に国連サミットにて「持続可能な開発目標(SDGs)」採択*2020年「DNPダイバーシティ宣言」 *2021年「DNP健康宣言」を発信モノづくりに興味があり入社。アナログ時代は一からすべての工程を追いかけてきた。厳しい得意先、仕事が多かったがそのお陰で後輩へのアドバイスに繋がっている。多田さん 各事業部の長がD&I推進委員長となり、浅羽さんの立場の方たちが本気で取り組んできたことで、働く環境も変わってきました。社員のやる気や、新しいことに取り組む姿勢も変わり、取引先も含めて、お客さんからの注目度も上がってきています。自分にも働いている娘がいるので、理想の働き方について話したりもします。安定とチャレンジが両立しているDNPを志望。面接で営業を志望したことに厳しい突っ込みを受けながらも、なんとか滑り込み、玉川のモットーを実践し現在に至る。浅羽さん 10年前くらいから変革を始めています。働く人の幸福度を高める活動や健康宣言、ダイバーシティ&インクルージョンなどを、かなり強く打ち出してきています。無意識な思い込みや差別や偏見を排除する活動も推進しています。我々世代が仕事の中での幸福度をきっちり見つけられるような会社風土、社会風土を作り上げて、次の代に渡していくのが務めだと思っています。叔父の勧めもあり入社。技術部を希望していたが営業部へ配属。今では色々な経験ができ、営業部に配属されて良かったと思っている。大学の就職センターでDNPメディアクリエイトの募集を知る。面接の際社員の様子が魅力的で入社したいと思った。育児休業を2回経験。SP企画・提案は楽しい。永渕さん 産休を2回経験しています。最初は自分も会社も、まだ対応に慣れないところが少しありましたが、今では、男性の育休も取得率が80%を超えるまでになりました。私も仕事場で間に立つ身として、そういう人たちをサポートしていきたいという気持ちがあります。自分にしかできないことをしたいという思いからDNPセミナーに参加。「DNPは世の中のすべてに関わっている仕事」の言葉にワクワクした。入社後もその通りに。山内さん 入社当初よりも、女性の管理職が増えたのを感じています。ダイバーシティ&インクルージョン研修もすごく充実していて、年々女性が働きやすい環境になってきています。いろいろなライフステージがあると思うのですが、そこをうまくサポートしてくれる体制が整っています。大学時代、東京都大学サッカー連盟で、日本代表の公式戦を手伝うことも多く、その際DNPが幅広い業界、業種に絡んでいる企業だと知った。漫画好きとして出版に関わる仕事へ。青山さん 仕事を始めて2年目くらいは、残業をしていま久保さん 私の部署でも、男性の社員が子育て休暇を取りました。男性、女性ではなくて、ひとりひとりの個性、感性を大事にしたいですね。ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)の取り組みについて就職人気企業ランキングでも上位のDNP。働きやすさに注目が集まっています。DNP市谷加賀町ビルに6人の卒業生にお集まりいただきお話を伺いました。浅羽 信行 工学部情報通信工学科1982年卒業大日本印刷(株) 常務執行役員出版イノベーション事業部 事業部長多田 勉 文学部教育学科体育専攻1982年卒業大日本印刷(株)情報イノベーション事業部久保 信 工学部経営工学科1984年卒業(株)DNPデータテクノパブリックソリューション本部永渕 理恵 文学部教育学科1998年卒業(株)DNPエスピーイノベーション事業企画本部企画開発部山内 麻梨子 教育学部教育学科2009年卒業大日本印刷(株)情報イノベーション事業部青山 茜 文学部リベラルアーツ学科2010年卒業大日本印刷(株)出版イノベーション事業部我ら玉川っ子 │ 活躍する卒業生DNP(大日本印刷株式会社)の仲間たち

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