たまがわ No.159 2023.7.1
2/24

2学友会会長佐藤 敏明工学部経営工学科1967年卒業 会員各位には学友会の活動に一方ならぬご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年5月にコロナの終息が発表されました。3年に及んだコロナ禍によって私たちの日常にはさまざまな変化が起こりましたが、この間に学友会は会員の協力と学園との連携によって、さまざまな活動を続けてまいりました。 コロナが猛威を振るっていた時期には、コロナ禍で苦しむ後輩たちのために学友会から緊急支援金を贈りましたが、その支援金は学園を通じて生活や学費に苦しんでいる学生を助けました。また、玉の肌石鹸株式会社 三木晴雄学友会名誉役員からのお申出により、全学内及び大学入学式での新入生に対するハンドソープの提供もいたしました。 厳しい環境下での学友会文化・芸術展は学園の全面的な協力を得て、小原國芳先生の願いであった「卒業生芸術家による文化・芸術展の学内開催」がSTREAM Hall 2019の全館を開放して開催され、3年目を迎えた本年はそこに音楽、茶会、在学生芸術家が加わって玉川でなければ決してできない文化・芸術展が実現しました。 父母会と協力して学内で開催されている学友会フレンドシップコンサートも継続され、一流と触れ合う癒しの時間になっています。その活動は演奏家によるK-12の児童・生徒たちへのワークショップへとつながりました。 そして初めてのことではありますが玉川の未来についての検討会に参加して、全教職員へ学友会としての意見を述べる機会もいただきました。 礼拝堂の外壁塗装労作、各学部への寄附講座や学友会賞をはじめ在学生支援活動も学友会の通常活動として行われています。 このようにコロナ禍においても怯むことなく万全の対策を講じながら学友会の活動を継続できたことに改めて感謝の気持ちが湧き上がってまいります。 学園には親と、子と、先生が三位一体となって全人教育を支えるという伝統がありますが、学友会は10年前に同窓会から学友会に名称変更したことを機に卒業生終身会員制度、学生会員制度、特別会員制度(在学生ご父母)を定め、シンボルマークも四葉のクローバーを模ったマークに改めて親と、子と、教職員に卒業生を加えた四位一体で母校の全人教育を支えるという意志を表明しています。 温故知新と申しますが私たちは近く訪れる学園創立100周年という新しい時代を見据えて改めて学友会の目的を胸に刻み、力を合わせて母校の全人教育を支える活動を続けたいと思います。 皆様のご健勝を祈念しつつ今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。会長メッセージ新しい時代に向けて

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る