たまがわ No.160 2024.7.1
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◇春の玉川茶会 2024年4月28日㊐ 咸宜園 新緑がまぶしいほどに輝くなか行われました。 席主は味岡宗靖さん(五藤靖大・高等部1992)。味岡さんは茶道裏干家今日庵 第十六代御家元 坐忘斎 千宗室宗匠の伯母様にあたられる味岡さんのお祖母様が創設された、養和会の代表として活躍されています。 咸宜園の床の間には小原國芳先生の書『一歩』の軸がかけられ、江戸時代から伝わるという亀の香合という取り合わせ。4月は新年度であること、そして小原一仁先生が新学長に就任されたれた新たな始まりへのお祝いの意味も込められたそうです。お道具は木漆工芸家の松﨑融さん( 文 学 英 商1967)、 林英仁さん(文学英米1964)、松崎健さん(文学芸美1972)、大樋年雄さん(文学芸美1981)と卒業生の作品も多く取り入れられていました。純白の羽二重餅であんが包まれた口当たりの優しい主菓子『白珪』は、青木龍之介さん(高等部2013)のお店、青山 紅谷のもの。玉川で養殖されているアワビ(丘アワビ)の鍬焼きが入った豪華な点心は、秋の玉川茶会に続いて大嶋康典さん(文学理財1989)経営の大志満謹製。 夏を思わせるような暑い一日でしたが、10時から始まった6回のお茶席は、始終和やかにご参加いただいた90名の皆さまは名残惜しいように席を後にされていました。▲左より小原一仁先生 味岡さん 青木さん 小原芳明先生学友会 文化・芸 術展17染 織彫 刻工 芸フラワーアート作品名捧ぐⅡ -祈り-幼生文学芸美 1989文学教育 1984小学部  1957文学教育 1967専攻芸術 1995文学芸美 1985貴方と私の間に生まれる 感情工学機械 1999卒業学部卒業年作家名松﨑 融朱漆黒象嵌輪花盤①鷲金具 ②鳳蝶金具 ③瓢箪金具高橋 由希子加藤 貢介 Cadenza Ⅶ作家名村松 文彦 曼荼羅臼庭 綾子 おくりものSO-イズミ箱作家名作品名髙橋 朗「いきものがたり」5作品 文学芸美 1977鏑木 啓之 月光の下林田 滋鈴木 典生 大輪の花宮澤 泉Metamorphose (メタモルフォーゼ)飯沼 英樹 Mercredi石のかたち-少女首石のかたち-K嬢の首髙橋 正晴井上 京太 一文字小林 達也 やすらぐ人Violino ? Flauto ? Armonica ?卒業学部卒業年作家名陶守 マリ文学芸美 1992石黒 祐子 夏座敷文学芸美 1971文学芸美 1989熊谷 もえぎ 春磯 緋佐子 雪国から春便り文学芸美 1980田中 洋江 川文学芸美 1998和泉 美奈子 IL crepuscolo文学芸美 1973古屋 雄一専攻芸術 1989文学芸美 1978専攻芸術 1986卒業学部卒業年作品名文学英商 1967文学芸美 1996芸術芸ビ 2010卒業学部卒業年作品名高等部  1970文学教育 1994

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