学友会員の活躍

卒業生より 地震の備え②

C.身を守る(家の中)

〈落下〉
1.普段、部屋の中の居る場所の上に落下物が無いかを確認する
〈就寝中〉
2.寝ている頭の上に落ちてくる物が無いか確認する。動かせなかったら反対向いて寝る
3.タンス等、倒れる物があれば壁か天井にL字の金具か、ひもでとめる。市販のつっかえ棒だけでは外れてしまう可能性がある
〈就寝場所〉
4.日本家屋の古い木造住宅は屋根の重みで1階が押しつぶされる可能性が高いから2階を寝室にする
〈貴重品〉
5.貴重品や家、車のカギを枕元に置いておく(家の中が崩れるとカギを置いてある場所まで取りに行けないこともある)
〈靴〉
6. 靴を枕元に置く(逃げる時ガラスが割れてもケガをしない様に)

D.身を守る(家の外)

〈落下〉
1.大きな看板やネオンサインは落下するから看板等の下には居ない
2.ビルのガラスやブロック塀は割れて落下するから、その下には居ない
3.コンサートホール等の座席の上にシャンデリア等の落下物が無いかを確認する
4.レストラン等の座席の横に棚からの落下物が無いかを確認する
〈緊急脱出〉
5.今、居る場所の緊急避難脱出口を確認しておく
〈エレベーター〉
6.エレベーターの使用は避ける。停電で閉じ込められる可能性がある (想定では大地震時、東京で56,000人が1週間閉じ込められる)
〈エスカレーター〉
7.エスカレーターは乗り始めの部分と降りる部分だけでエスカレーターを支えている物は床下の部分が空間になっておりエスカレーターごと落下する可能性がある
〈道順確認〉
8.職場等から家までの道順を確認しておく。ただし古い木造住宅街があれば火災や倒壊があるので他の道順を調べておく。平常時に歩いて確認しておくことが大事

※神戸の地震体験
神戸の地震は満月の朝に起こりました。その日の満月の時間は朝の5時26分で、その5時46分に起こりました。昔から満月を含むその前後の日は大地震が多く発生しているようです。神戸の地震の前日夕方は異様な程、神戸の街並みや六甲山が、くっきりと浮かび上がって見えました。それと震源地の淡路島の方角が気になり、ずっと眺めていました。前夜の月は火の玉の様な真っ赤な満月でした。

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