会員より

渡辺 克己さん(中学部1981年卒)より

先日は、サイエンスコースの講師も務める横浜創英で、高校1.2年生対象の授業を担当しました。
「複数の視点で世界をとらえることで広がる人生の可能性」をテーマに、コラボレーションウィークの初日、基調となる授業でした。
教科という既成の枠組みを超えて、世界の不思議、面白さを知る喜び、楽しさを少しでも伝えられていたら嬉しいです。
英語と国語、数学と理科などふだんは別々に授業をしている先生方も、コラボだからこそイキイキとされていて、大人にとっても至福の時間だったのではないでしょうか。もちろん準備のご苦労はあったと思います。
現在の私は、ナレーター・役者であると同時にディレクター・演出であり、 企業のアドバイザー、新規事業の立ち上げや地域の仕組みづくりに挑戦し、そして行政と民間の間で翻訳をする、という多軸、多視点な仕事の仕方をしています。
今となっては、仕事を自分で生み出すということも多くなっていますが、すべては幼い頃、玉川学園で学んだ月日が礎になっています。
今回の授業は、改めて、玉川っ子時代の大切さを噛み締めた一日でもありました。

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