学友会より

大学2号館解体神事

1961(昭和 36)年6月19日に竣功された文学部校舎(大学2号館)。坂の上に建つその白い校舎は、ホワイトハウスとも呼ばれ、玉川のシンボル的な校舎でしたが、耐震面等から取り壊されることとなりました。
3月13日(月)朝から雨が強く降る生憎のお天気の中、元図書室だった一室で熊野神社の池田貞明宮司(文学教育1990)により、解体神事が執り行われました。
神事を終えて池田宮司からは「私が大学4年間学んだ校舎です。小学部から通っていた校舎が全て変わると思うと感慨深いです。新型コロナウイルス感染症も落ち着いてきていますが、十分気を付けて解体作業をしてほしい」と一言がありました。
続いて小原芳明学長から「最初にできた鉄筋校舎です。創立者の小原國芳が設計にもかかわり、私の研究室も2階にありました。GPA導入の導入や1コマの授業時間の変更など、激論が交わされた場所でもあります」と思い出を交えた挨拶。佐藤学友会会長からは「白く輝くホワイトハウスは一つのシンボルでもありました。大学入試の最終面接はこの校舎でした。学長、工学部長、親との面接でドキドキしたのを覚えています。教育棟2014に学修も学生生活も引き継がれ、新しい時代の玉川の繁栄を信じています」と挨拶。
校舎のお清めの儀式をもって終了となりました。4月から解体のための工事が始まっています。



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