学友会より

オルガン寄贈感謝の会

桜が満開となった3月28日火曜日、学友会名誉会員で玉の肌石鹸株式会社会長の三木晴雄さん(文学英米1963)よりアーレン社製のオルガンをご寄贈いただいた感謝の会が開催されました。
University Concert Hall 2016のステージ中央には、寄贈されたアーレン社製Gx-335eオルガンとスピーカーがセッティングされています。
小原芳明学長からは「非常に嬉しく思います。持つべきものは先輩です、歌に始まり歌に終わる玉川の音楽のために」と感謝状が贈られました。佐藤学友会会長は、「学園創立90周年の募金のお願いのために伺いましたが、その時にオルガンのお話しがありました。しばらくして『オルガンのことだけれど・・・』とご連絡をいただいて見学に連れてっていただきました。このオルガンの音色で聴く人の心を豊かにしてくれるでしょう」と挨拶。
三木さんからは「創立者の小原國芳先生が最初に学校にパイプオルガンを備えられました。大学でその音色に出会い、非常に感動し、それから音楽に興味を持つようになりました。会社ではサントリーホールを借り切ってパイプオルガンのコンサートを開いたこともあります。普段からパイプオルガンが聴けないかと思っていましたが、パイプオルガンは空気と温度管理がたいへん難しいのです。そのようなとき、アーレン社製のオルガンの素晴らしい音色にほれ込み、会社(玉の肌石鹸株式会社)のホール、お茶の水クリスチャンセンターにも寄贈いたしました。音楽は人間の情操教育に非常に大きな役割を果たしますので、大いに活用されてますます盛んな音楽教育をしていただきたい」と挨拶が述べられました。
参加者全員が檀上でアーレン社の松中社長からパイプオルガンの説明を聞いた後、中村岩城教授(大学芸専1989)のミニコンサートとなりました。
スピーカーボックスは玉川の山桜の無垢材で作られ、また譜面台は現在、学内のガラス工房で製作中とのこと。包み込むような柔らかい音色は、これから式典などで活躍することでしょう。



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