大蔵山スタジオ株式会社

石の魅力を大蔵山から発信。世界へと展開。

ジャンル アート
URL http://www.okurayamastudio.com/
住所 宮城県丸森町大張大蔵字小倉10-1
電話番号 0224-75-2105
E-mail info@okurayamastudio.com

オーナー紹介

お名前 山田 能資さん
卒業年 文学部英米文学科2004年
一言 50ヘクタールという広大な敷地で、世界中でこの大蔵山でしか産出しない伊達冠石という安山岩を採石しています。
採掘が完了したエリアを中心に文化事業エリアとし、伊達冠石や山で切り倒した木材、土などを活用した多目的サロンや図書館、野外劇場、遊具などを少しずつ整備してまいりました。
こうした施設は現在、音楽会や講演会などに活用され、石と自然に囲まれた空間の中で芸術に触れる機会を提供しております。
また、国内外のデザイナーと共にプロダクト開発を進めており、今後は海外での伊達冠石製品の販売を目指しております。
*大蔵山の見学は原則第3土曜日のみの開催となっております。予めお電話かメールにて日程の確認をお済ませいただきましてからご来山くださいませ。

会社情報

東京方面からお越しの方は「白石インター」で降り、国道4号線を南 下してください。
マクドナルドが見えましたら左折、東北新幹線 「白石蔵王駅」の高架線をくぐり、県道24号を道なりに5~6キロ走っていただくと到着します。

受付時間:朝8:00~17:00まで
定休日:第二土曜日、日曜、祝日

ガイドツアー開催日:毎月第三土曜日 *要事前予約

その他各種イベントはホームページをご覧ください。

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宮城 移住ガイドの私のインタビュー記事はこちら

 

近況

伊達冠石を活用した製品開発を国内外のデザイナーとともに取り組み、2015年度にはパリのメゾン・エ・オブジェ開催期間中に市内のギャラリーにて展示会を開催いたしました。2017年度はミラノでの展示会を予定しております。

大蔵山を活用したイベントや、インテリアやエクステリア部門でのプロダクトの提案を通して、石の魅力を多角的に発信して参ります。

左:弊社創業以来初の海外展開。展示会場となったパリ市内のギャラリーS・ベンシモンの外観。

右:ギャラリー内の様子。正面、奥に伊達冠石プロダクト。

 

左:パリ在住のデザイナー、ダン・イエフェ氏とのコラボレーション製品。
伊達冠石の土台にスペイン製の真鍮を組み合わせた、オールハンドメイドのキャンドルホルダー。

右:パリ在住のデザイナー、ダン・イエフェ氏とのコラボレーション製品。
特殊な加工方法により3層のレイヤーが生み出されたローテーブル。

 

 

大蔵山の施設

(左:石舞台野外劇場)
1989年、彫刻家らによって大蔵山に初めて建てられた文化施設。演奏会、舞踏会などに利用されています。

(右:六角堂書庫)
石や美術に関係する書物を蔵書しています。隣接するデ ッキは、月見やバーベキューなど、くつろぎの空間として活用されています。

 

(左:山堂サロン外観)
1998年、彫刻家、建築家、地元石職人、そしてスロバキアの石職人が山に集結し着工、2004年に完成しました。素材は大蔵山や近隣から調達した木材、石材、土を使用しています。

(右:サロン内観)
演奏会や舞踏会などに活用されています。

 

(左:イサムノグチの切羽)
20世紀を代表する芸術家、イサム・ノグチは特に伊達冠石を好んで彫刻作品の素材としました。1970年代、本人が頻繁に山を訪れ、この切羽で石を選んでいました。現在この切羽は永久保存されています。

(中:現代イワクラ)
中央に5m級の大きな石が2基安置されています。掘り出された際、職人が「神様だ」と言って驚きました。その用途を建築家、渡辺豊和氏に相談、巨石信仰を彷彿させる巨大な建造物を建設中です。

(右:山の湧水池)
この地点の地層には大きな石が詰まっています。水は抜けることなく溜まっているため、エメラルド色をした美しい湧水池となっています。

 

会員証提示特典

大蔵山を訪れた卒業生に、弊社オリジナルのポストカードのセットを差し上げます。ご来山の記念に。