会員より

安冨成良さん(文学部英米文学科1971年卒)より

 英米文学科卒業後、都内の女子高校の英語教師として勤務し、その後アメリカに留学して文化人類学を学び、卒業しました。帰国後は以前勤務していた女子高校に復職し、その後、ご縁があって嘉悦(嘉悦)女子短期大学(後年、嘉悦大学)に勤務して、英語と国際文化論などの授業を担当しました。
 大学で教えるようになって「研究」も求められ、留学中にLAとLong Beachのピアノバーでのピアニストとしてのアルバイトを通して知己を得たアメリカの日系人、とりわけ戦争花嫁(=戦後、進駐軍兵士と結婚して海を渡った日本人女性)を研究するようになり、アメリカの女性史・社会史を体系的に学ぶ必要性を感じてアメリカの女性史・社会史の日本での第一人者の埼玉大学のA教授のもとで研究を深めたい、と思うようになり嘉悦で授業をしながら埼玉大学大学院で学びました。
そのような経緯があって、定年退職後もTV各局や雑誌などから「戦争花嫁」について問い合わせなどがあったら、「異国の地で色々な苦労を体験しながらも、母親として、妻として、アメリカ社会の一員として立派に日本女性として過ごしてきた彼女たちを何とか多くの方に知ってもらいたい」という気持ちで取材などにも応じてきました。

 昨年12月にTBSで1時間弱のドキュメンタリー番組が制作されたものを基に更に深堀して映画版をが制作されました。し、今回の「2023年TBSドキュメンタリ-映画祭」にノミネートされました。

私が舞台挨拶をお願いされているのは3月26日(日)の午前が名古屋、午後が移動して大阪での上映会です。

私のライフワーク関係で昨年末からTBSには協力しているのですが,来たる3月19日(日)午後2時15分から渋谷の「ヒューマントラストシネマ渋谷」で「War Bride 91歳の戦争花嫁」が上映されます。この映画で私へのインタビューなども映し出されます。醜い顔が映画の大きなスクリーンで映し出されるのは耐えられないのですが仕方ありません。

シニア料金(60歳以上)で1,100円、TBSディレクターさん価格で1,200円です。

映画の予告編の映像をTBSのHPからお送りします。
TBSのHP
(映画のナレーションはフリーアナの赤江珠緒さんです)

 今回のTBSドキュメンタリー映画祭の舞台挨拶などでアンバサダーとして司会をするのは、LiLICoさんです。私は3月26日(日)名古屋と大阪での映画館での上映会で舞台挨拶を頼まれていて、LiLICoさんからどんな質問をされるかなど気になっていますが、映画の川嶋龍太郎プロデューサー(TBSのドラマ畑で活躍した方で人気ドラマ「半沢直樹」のプロデューサーでもありました)からは、「当日事前にLiLiCoさんと打合せをするので大丈夫です」と言われています。
LiLiCo、『TBSドキュメンタリー映画祭2023』アンバサダーに。「誰かの人生を通して自分の人生を見つめ直して」 - ぴあ映画 (pia.jp)

以下は「2023TBSドキュメンタリー映画祭」の公式HPです。
このHOの上映会のs受けジュールか映画館の地図も紹介されています。
TBSドキュメンタリー映画祭 |TBSテレビ

一覧へ戻る