会員より

武藤文彦さん(文学部芸術学科芸術表現コース2005年卒)より

杵屋佐喜さん(武藤文彦)が、一門のために長唄・三味線教材【長唄ピース 杵屋佐喜編】を上梓されました。

 この教材は、曽祖父・四世杵屋佐吉が考案し、長唄佐門会を中心に広く使用されている三味線の「いろは譜」を、今の時代に合った形に、楽譜として見やすく、分かりやすく再編集したものです。
 表紙には、長唄の道に「真っ直ぐ、一途に。」そして「青は藍より出でて藍より青し」という言葉から、教えを受けた人が教えた人よりも優れて欲しい、という願いを藍色の一筆に込めました。
 構想から20年、お教室の生徒さんはもちろん、長唄・三味線を教える先生、そしてこれから演奏家、先生を目指す若い世代に、この教材を役立てることができましたら幸いです。
 沢山の生徒さんとの出会いが自分の宝物であるように、生徒さんにとって長唄との出会いが一生の宝物となりますよう、これからも責任を持って長唄の魅力をお伝えしていきたいと思います!

杵屋佐喜 長唄・三味線教室

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